• "課長"(/)
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  1. 富士吉田市議会 2001-03-05
    03月05日-01号


    取得元: 富士吉田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-17
    平成13年  3月 定例会(第2回)          平成13年第2回(3月)定例会会議録(第1号)  平成13年3月5日(月曜日)                午後2時03分開会                               午後3時03分散会---------------------------------------出席議員(24名)   1番   戸田 元君          2番   長田昌仁君   3番   渡辺利彦君          4番   宮下哲夫君   5番   宮下正男君          6番   渡辺孝夫君   7番   佐藤みどり君         8番   加々美 宝君   9番   勝俣 進君          10番   宮下 豊君   11番   秋山雅子君          12番   佐藤 達君   13番   渡辺信隆君          14番   奥脇和一君   15番   土橋舜作君          16番   田辺七良君   17番   萱沼俊夫君          18番   太田利政君   19番   渡辺嘉男君          20番   堀内拓三君   21番   滝口信之君          22番   杉田健次君   23番   松野貞雄君          24番   武藤茂美君---------------------------------------欠席議員(なし)---------------------------------------説明のため出席した者の職氏名   市長        武川 勉君    助役        小林 昭君   収入役       佐藤幸三君    教育長       高保建樹君   監査委員      高山昂三君    企画部長      市村隆男君   総務部長      渡辺祐吉君    経済部長      高村正好君   保健福祉部長    柏木善信君    建設部長      勝俣典夫君   新市立病院建設            新ごみ処理施設             渡辺宏一君              加々美人士君   事務局長               建設事務局長   市立病院事務長   神楽利行君    水道部長      藤江益夫君   教育事務次長    栗原健也君    秘書課長      渡辺則明君                      市民の提案を   企画課長      渡辺義広君              天野祐治君                      推進する課長   職員課長      小俣一雄君    財政課長      外川春道君   介護国保課長    渡辺貞雄君    建築住宅課長    辻  諭君   市立病院管理課長  渡辺 源君    水道営業課長    古屋研一君   学校教育課長    天野 寛君---------------------------------------職務のため出席した事務局職員   事務局長      宮下敏男君    次長        滝口信夫君   庶務係長主幹    新田詔一君---------------------------------------議事日程第1号   第1 会議録署名議員の指名について   第2 会期の決定について   第3 議案第6号 平成13年度富士吉田一般会計予算   第4 議案第7号 平成13年度富士吉田下水道事業特別会計予算   第5 議案第8号 平成13年度富士吉田国民健康保険特別会計予算   第6 議案第9号 平成13年度富士吉田老人保健特別会計予算   第7 議案第10号 平成13年度富士吉田介護保険特別会計予算   第8 議案第11号 平成13年度富士吉田居宅介護支援事業特別会計予算   第9 議案第12号 平成13年度富士吉田看護専門学校特別会計予算   第10 議案第13号 平成13年度富士吉田准看護婦学校特別会計予算   第11 議案第14号 平成13年度富士吉田大明見水道特別会計予算   第12 議案第15号 平成13年度富士吉田工業団地事業特別会計予算   第13 議案第16号 平成13年度富士吉田市立病院事業会計予算   第14 議案第17号 平成13年度富士吉田水道事業会計予算   第15 議案第18号 富士吉田市議会政務調査費の交付に関する条例の制定について   第16 議案第19号 行政機関の保有する情報の公開に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について   第17 議案第20号 富士吉田市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正について   第18 議案第21号 富士吉田市職員の再任用に関する条例の制定について   第19 議案第22号 平成13年4月1日から平成14年3月31日までの間における富士吉田市長の給与の減額に関する条例の制定について   第20 議案第23号 富士吉田職員退職手当支給条例の一部改正について   第21 議案第24号 富士吉田基金条例の一部改正について   第22 議案第25号 富士吉田老人医療費助成金支給条例の一部改正について   第23 議案第26号 富士吉田市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について   第24 議案第27号 富士吉田市新市立病院の開院に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について   第25 議案第28号 富士吉田市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について   第26 議案第29号 富士吉田市立学校設置条例の一部改正について   第27 議案第30号 富士吉田市外一市二町七村一組合指導主事共同設置規約の変更に関する協議について---------------------------------------会議に付した事件   議事日程に同じ------------------------------------------------------------------------------     午後2時03分 開会 ○議長(渡辺嘉男君)  ただいまから平成13年第2回定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(渡辺嘉男君)  報告事項を申し上げます。 CATV富士五湖から、本日の本会議の冒頭部分を傍聴席よりテレビ撮影したい旨の申し出がありました。 また、報道機関から、傍聴席より今定例会における本会議をカメラ撮影並びにテレビ撮影したいので、許可願いたい旨の申し出がありました。いずれも許可いたしますので、御了承願います。 次に、市長から、地方自治法第243条の3、第2項の規定により、平成13年度富士吉田土地開発公社事業計画書並び会計予算書の提出がありましたので、お手元に配付してあります印刷物により御了承願います。 次に、監査委員から、平成12年10月から平成12年12月分までの出納検査録の提出がありました。各位のお手元に配付してありますので、印刷物により御了承願います。 次に、市長から、今定例会へ提出する案件につき、通牒に接しておりますので、この通知書を職員をして朗読いたさせます。     (「省略」と呼ぶ者あり) 省略いたさせます。 以上で報告事項を終わります。 これより日程に入ります。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名について ○議長(渡辺嘉男君)  日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。 会議規則第118条により、会議録署名議員は議長において佐藤達君、秋山雅子君、宮下豊君、以上3名を指名いたします。--------------------------------------- △日程第2 会期の決定について ○議長(渡辺嘉男君)  日程第2「会期決定」の件を議題といたします。 お諮りいたします。 今定例会の会期は、本日から3月22日までの18日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺嘉男君)  御異議なしと認めます。よって、今定例会の会期は本日より3月22日までの18日間と決定いたしました。--------------------------------------- △日程第3 議案第6号 平成13年度富士吉田一般会計予算 △日程第4 議案第7号 平成13年度富士吉田下水道事業特別会計予算 △日程第5 議案第8号 平成13年度富士吉田国民健康保険特別会計予算 △日程第6 議案第9号 平成13年度富士吉田老人保健特別会計予算 △日程第7 議案第10号 平成13年度富士吉田介護保険特別会計予算 △日程第8 議案第11号 平成13年度富士吉田居宅介護支援事業特別会計予算 △日程第9 議案第12号 平成13年度富士吉田看護専門学校特別会計予算 △日程第10 議案第13号 平成13年度富士吉田准看護婦学校特別会計予算 △日程第11 議案第14号 平成13年度富士吉田大明見水道特別会計予算 △日程第12 議案第15号 平成13年度富士吉田工業団地事業特別会計予算 △日程第13 議案第16号 平成13年度富士吉田市立病院事業会計予算
    △日程第14 議案第17号 平成13年度富士吉田水道事業会計予算 ○議長(渡辺嘉男君)  日程第3、議案第6号から日程第14、議案第17号までを一括議題といたします。 当局から提案理由の説明を求めます。 市長武川勉君。     〔市長 武川 勉君 登壇〕 ◎市長(武川勉君)  平成13年3月定例市議会の開会に当たり、提出案件の説明に先立ち、私の市政担当に当たりましての所信とその基本的な考え方につきまして申し上げ、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 最初に、「第56回国民体育大会冬季大会スケート競技会アイスホッケー競技会」は、折からの記録的大雪の中にもかかわらず、秋篠宮・同妃両殿下の御臨席を賜り、全国から多くの選手役員を本市に迎え、1月27日から5日間にわたり無事開催することができました。 競技会の運営は、大雪のため競技日程の変更など大幅な変更を余儀なくされましたが、議員各位、市民の皆様を初め競技関係者の懸命な御尽力によりまして、本市としての大会運営の重責を全うできましたことにまずもって感謝申し上げます。 この大雪のため、市内の交通網はその機能が麻痺するほど大きな影響が出ましたので、災害対策本部を設け、市民生活への影響をできるだけ少なくするための対策を講じたところであります。市民の皆様の御協力に心から御礼申し上げます。 今後の課題といたしまして、市内には国道・県道と管理者が異なる道路が複数ありますので、より円滑な除雪作業をするために、関係者による協議の場が設定できますように働きかけてまいりたいと考えております。 平成13年度は西暦2001年、21世紀の1年目の年であり、本市にとりましては、昭和26年3月20日市制施行以来、富士北麓中核都市として50年の歴史を積み重ね、また新たな50年を踏み出す1年目となる記念すべき年でもあります。 地方行政を推進する行政システムにつきましては、中央集権的に展開された地方自治制度の20世紀を「集権の時代」とするならば、21世紀は地域の自主・自立による自己責任に基づく多様な地方自治制度の「分権の時代」ということができます。 この活力ある地方分権型社会の創造は、全国の地方自治体が旧来の慣習慣行の行政体質からの脱却を試されているのであります。 私は、地方分権基本理念であるみずからの地域のことはみずからが考え決定することを原理原則としてとらえ、行政が独断的にまちづくりを進めることではなく、市民の英知を結集して、地域行政の総合的な運営を図ることこそが地方分権の趣旨に合致するものと考え、その実践を図るため「市民の理想と提案でつくる新都市富士吉田」を市政運営基本指針として、行政全般における各種施策を実施してきたところであります。 世紀の変わり目は、100年に一度やってまいりますが、世紀だけではなく「市役所」も変わらなければ「新都市富士吉田」の実現は困難であります。本市を取り巻く多くの行政課題に的確に対応していくためには、従来の施策の発想を超えて行政みずからが意識改革し、職員みずからが地方自治の変革の時代に取り組む姿勢を示し、まちづくりの先頭に立って率先垂範することが求められております。 市民の皆様が誇りを持って住むことができる多様で個性的な地方分権社会の実現が求められている今日こそ、法令を遵守しながらも、既成の公務の枠にとらわれない「柔軟で迅速」な発想で行政執行の任に当たることがその原動力になります。 また一方では、地域で生活している市民の皆様は、自分たちの住む地域に誇りを持ち、豊かな郷土を創造する熱意を有形無形の形で抱いております。 市民の皆様は、よりよい地域づくりの提案者・担い手として欠かせない重要な存在であり、双方の確固たるパートナーシップによりまして、協働の場を持つことがまちづくりには必要な時代であります。このようなまちづくりの担い手としての市民の皆様と、行政との協働の場の領域の拡大が「新都市富士吉田」を実現する大きな力になると確信しております。 したがいまして、今後におきましては、市民の皆様との協働が活発に行える環境を整えるためには、行政として今何ができるのか、何をすべきかを考え、実行することが最も重要ではないかと考えております。いろいろな意味で不透明な社会環境、長引く厳しい経済状況、また市民の価値観やニーズが大きく変化する変革の時代にあって、環境・福祉・産業など市政全般にわたりバランスのとれた「新都市富士吉田」の実現を図るため、本市としても大変厳しい財政状況ではありますが、全職員とともに知恵を絞り、勇気を持って最大限の努力を傾注してまいる所存でありますので、議員各位を初め市民の皆様の御理解・御協力を賜りたいと存じます。 次に、当面する市政の特に重要な課題につきまして申し上げます。 まず、富士山火山噴火災害対策についてであります。 本年1月、新聞等で富士山の低周波地震に関する報道がなされて以来、低周波地震と富士山の噴火に関する話題が各メディアにより大きく取り上げられております。低周波地震の発生回数は、本年に入りまして大幅に減少し、地殻変動や火山性微動、群発的な火山性地震などの異常も観測されておらず、気象庁は「すぐに噴火するとは考えていない」という見解を表明したところであります。 今回の低周波地震報道を契機に、富士山が国内最大の活火山であり、その被害範囲の想定は首都圏まで災害が及ぶという認識が広く周知されました。また、噴火災害などの緊急時における危機管理意識の醸成のためには、平常時の情報公開と、避難訓練などの総合防災対策の大切さが追認されたものと考えております。 本市におきましては、昨年11月18日、火山防災対策をも踏まえた冬季における総合防災訓練を県内で初めて夜間に実施したところであります。また、本年6月3日には、山梨県と地元市町村及び関係機関による富士山噴火を想定した初めての防災訓練が広域的に実施される予定であります。 本市の地域防災計画につきましても、県が策定公開を進めております「富士山火山防災ハザードマップ」を初め、関係機関の御指導・御協力を賜りながら、市民の皆様が安全に安心して暮らすことのできる体制を整えるため、危機管理体制の強化、火山情報の受伝達、緊急避難用広域道路の整備など、短期及び長期にわたる課題を整理して取り組んでまいります。 次に、新市立病院の開院についてであります。 新市立病院につきましては、本年5月1日の開院に向け最終準備段階に入っております。市民の皆様に新病院の施設や利用方法を知っていただくため、広報紙によりまして「薬の院外処方」「外来診療」「施設と機能」など4回シリーズで紹介しておりますが、診療開始までにはすべての運営管理体制を整え、万全を期してまいります。 また、新病院への通院手段としての乗り合いバスの運行につきましても、開院時に運行が可能となるようバス事業者との協議を重ねてまいりましたが、おかげさまで新病院への乗り合いバス2路線を設定し、路線バスとして運行が開始される予定であります。 さらに、新規2路線に加えまして、中心商店街を含む市域中心部からの新病院までの通院手段を確保するとともに、既存のバス路線及び電車の富士吉田駅からの接続を考慮したワンコイン運賃方式による循環路線も運行していただけることになりました。この路線によりまして、交通弱者の高齢者の方々などが生活バスとして利用することができ、地域の商業振興にも貢献できるコミュニティーバスとして機能するものと考えております。 新病院の開院を契機といたしまして、市域の生活交通としての乗り合いバス事業のあり方を示す一つの先例となるものと考えております。 次に、行政改革への取り組みについてであります。 本市の行政改革は、平成8年度に策定された行政改革大綱に基づき、来るべき地方分権の時代に備え、簡素で効率的な行政システム等の構築を目指して取り組んでまいりました。平成13年度以降も、引き続き積極的に取り組む必要があることから、大綱の改定作業を行ってまいりました。 その新行政改革大綱基本方針案につきましては、市民参加によるまちづくりを進め、分権型地域社会の実現に適応した新しい行政システムを構築するとともに、行政ニーズを選択的に事業化し、それを効果的に実施するための経営的視点に立った行政改革を進め、行財政運営に経営理念を導入することとしております。 一方、平成13年度地方財政計画では、地方交付税制度が一部地方負担化されるなど、現下の極めて厳しい財政状況を踏まえると、さらに一層地方分権の時代にふさわしい徹底した行政改革を推進し、財政体質の健全化に努めることが急務であると言及しております。 13年度において、これまでの行政改革取り組みを踏まえつつ、従来の慣習慣例にとらわれず、さまざまな角度から行政目的や達成するための手法や仕組みを検討し、徹底した事務事業の見直しを行うための行財政改革を推進する担当を創設し、組織機構を整備して強力に推進してまいります。 新行政改革大綱による改善改革を断行するとともに、特に重要な政策課題を取り上げ、プロジェクト方式により全庁体制で取り組み、具体的な成果を上げてまいりたいと考えております。 次に、21世紀型の新たな観光立市を目指した取り組みについてであります。 地域活性化事業エリア観光集客機能を高める施設整備につきましては、富士北麓地域を訪れる方々に、日本一のカスケードを背景に雄大な富士山を楽しんでいただく「(仮称)富士山親水公園」の整備を進めてまいります。また、温泉施設等施設整備は、事業実施に向けまして、広範な視点から建設方法及び運営主体の選定につきまして検討しております。 21世紀は環境の時代とも、大観光の時代とも言われております。そこで、13年度におきましては、本市の顔である「富士山」を軸にした21世紀型観光スタイルの確立を目指し、環境と観光の調和した観光振興を確立させるため、新たな組織機構の整備を行う中での取り組みを始めてまいります。 富士山を軸とした観光施策を進める趣旨から、富士山に関連した諸事業を総括する担当を創設し、「富士山と共生する富士吉田基本構想」の策定推進世界遺産候補としての条件整備富士山関連イベントの統合化など、観光立市に向けた総合的な取り組みを進めてまいります。また、富士山憲章推進計画富士北麓静的ゾーン整備計画、富士スバルライン将来活用構想など、山梨県が進めている富士山関連各種事業と連携を密に図り、滞留型観光の振興にも貢献できるよう対処してまいります。 次に、環境に優しいまちづくりについてであります。 市制50周年記念式典におきまして、富士山から有形無形の恩恵をいただきながら、市政が順調に伸展してきたことに感謝し、自然と共生する生活環境の創造を目指し、環境保護取り組み、日本の象徴であります富士山にふさわしい、美しく豊かなまちづくりを進めていくことを宣言いたしました。 13年度におきましても、環境マネジメントシステムISO14001認証取得や節電省エネルギー対策を継続するとともに、環境に優しい再生品購入促進のためのグリーン購入指定店事業住宅用太陽光発電システム設置費補助ごみ減量化計画の策定など、省資源循環型社会の実現を目指した環境に優しいまちづくり事業を積極的に推進してまいります。 このほか、平成14年度オープンを予定している特別養護老人ホームなど、少子・高齢化社会を豊かに生きるための医療福祉対策IT革命を推進する電子自治体に向けたネットワークの構築、あらゆる世代に対応できる生涯学習体制の形成、2002年ワールドカップ公認キャンプ候補地誘致活動を初め、取り組まなければならない重要な行政課題が山積しており、極めて重要な年になると認識しております。 私は、これらの問題に真っ正面から取り組むとともに、市政全般にわたりバランスのとれた21世紀に躍進する「新都市富士吉田」の実現を目指し、渾身の努力をいたしてまいる所存であります。 それでは、提案いたしました議案第6号から第17号までの平成13年度富士吉田一般会計及び特別会計並びに事業会計の予算案につきまして、一括しその概要を申し上げます。 まず、一般会計予算でありますが、財政の健全性の確保に留意しつつ、新市立病院の開院、新ごみ処理施設及び特別養護老人ホームの建設など、重要課題の円滑な実施を図るとともに、IT革命の推進、総合的な地域福祉施策等さまざまな課題に積極的に対応した予算を編成いたしました。その結果、一般会計予算の総額は232億3,748万6,000円で、前年度当初予算に比べて22.0%の増となっております。 以下、その主な内容について御説明申し上げます。 まず、歳入についてでありますが、市税につきましては、景気が穏やかな回復基調への移行を示しているとはいえ、依然厳しい状況にあることなどを考慮し、63億6,798万円余りを計上いたしております。全体では、前年度当初予算に比べて0.6%の増となっておりますが、決算見込みとの比較では1.9%の増となっております。 地方交付税につきましては、恒久減税による減収補てんについて、国・地方で折半して補てんするという措置のため、前年度当初予算に比べて2.8%減の35億円を計上いたしております。 このほか、国県支出金39億6,840余万円、繰入金11億1,166万円余り、市債46億9,220余万円、その他の収入35億9,700余万円を計上いたしております。 新年度も引き続き歳入全般にわたり厳しい状況にあり、財源確保が極めて重要な課題でありますので、収納対策の強化により、市税などの一般財源の確保に極力努め、国県支出金や起債制度、また基金の計画的、効果的な活用などを含めて、歳入の確保を図ってまいります。 歳出につきましては、厳しい財政状況下ではありますが、経常的な経費のより一層の節減を図るとともに、重要施設施策の円滑な事業実施に十分留意し、市民生活公共事業の執行が停滞することのないよう予算措置を行ったところであります。 それでは、歳出につきまして、総合計画の施策の柱に沿いまして、順次御説明申し上げます。 まず初めに、「だれもが安心して暮らせる保健・福祉対策」についてであります。 少子・高齢社会が進展する中で、時代の動きに対応した福祉施策の充実と、市民の皆様の健康を守るための施策は、本市にとって最重要課題の一つであります。このようなことから、保健・福祉事業の一層の充実を図るための予算計上を行いました。 まず、高齢社会福祉対策についてでありますが、平成12年度に導入されました介護保険制度の円滑な実施に努める中、受け皿となります特別養護老人ホームの建設やホームヘルパーの養成とともに、新たに「地域型在宅介護支援センター」の整備に取り組む経費を計上いたしております。これにより、従来の基幹型在宅支援センターとあわせて地域の要介護高齢者福祉の充実が図られるものと考えております。 障害者福祉対策としては、地域福祉交流センターの充実した運営に努めるとともに、社会福祉協議会と連携する中で、デイサービス事業及びホームヘルプサービス事業などの一層の充実を図ってまいります。また、在宅福祉サービスの利用援助など、障害者やその家族の生活支援を図るため、新たに「障害者生活支援事業」経費を計上しております。 市民の皆様の健康管理につきましては、健康教室、健康相談など各種の健康づくり教室の充実を図ります。また、病気の早期発見、早期治療に努めるなど、簡易人間ドックや花の実年検診などの各種検診の充実を図り、さらに健康の保持、増進に努めてまいります。 今春、開院を控えております新市立病院につきましては、新しい施設にふさわしい高度医療の充実を図ってまいります。 そのほか、医療費助成、施設入所者保護、低所得者援護、放課後児童健全育成事業及びファミリーサポートセンターの運営など、だれもが安心して暮らせる保健・福祉対策の実現のために、65億1,900余万円を計上いたしております。 次に、「生きがいと個性をはぐくむ教育文化の推進」について御説明申し上げます。 新しい世紀に入り、インターネットなどの先進的技術によってグローバル化がより一層進み、ボーダーレス化が進展していく中で、市民一人一人が改めてみずからの郷土の自然や文化を再考し、とうとび、豊かな人間性や創造性、生きがいをはぐくむことは個性的で充実した市民生活を送る上で極めて重要なことであります。 このため、学校教育や家庭や社会などを通しての生涯学習はますます重要となってきております。このようなことから、各種の学習の場及び環境づくりには十分意を用いてまいります。 まず、学校教育施設の整備についてでありますが、安心して勉強のできる環境を確保するため、年次計画により必要な整備を進めておりますが、新年度は明見小学校校舎の耐震補強工事を初めとして、下吉田第一小学校の放送設備改修工事などの学校施設の整備経費を計上いたしております。 また、入院している児童の学習の場を確保するため、新市立病院の開院に伴い病院内に院内学級を設置いたします。 ソフト面では、国際性に富む個性豊かな児童・生徒の人間形成に資するため、各中学校で進めておりますパソコン教室の整備とインターネットの活用については、小学校においてもパソコン教室の充実及びインターネットの積極的な活用を図るための経費を計上し、さらに引き続き特色ある学校づくり事業など、学校教育の一層の推進を図ってまいります。 生涯学習につきましては、IT関連事業といたしまして、さらに充実したIT(情報通信技術)技能講習事業経費を計上いたしております。これにより、多くの市民の皆様にIT技能を習得していただき、新しい時代に対応できる人材教育を図ってまいります。 また、好評をいただいております子供ミュージカル事業につきましては、実施主体を富士吉田市舞台芸術参加事業実行委員会として引き続き実施してまいるとともに、市民参加型生涯学習システムであります富士山自遊大学を初め、各種生涯学習講座の充実を推進する経費を計上いたしております。 歴史の道整備活用推進事業として進めております吉田口登山道の保存整備につきましては、国や県の御協力をいただく中で、歴史遺産としての整備活用を進めてまいります。 歴史民俗博物館につきましては、民俗無形文化財の指定に向け準備している「吉田の火祭り」をモチーフとした「たいまつオブジェ」を設置し、博物館エリアを訪れる内外の方々に郷土の伝統的な祭典を広くPRしていきます。そのほか、生涯スポーツの振興など、各種教育文化事業を推進してまいります。 以上、生きがいと個性をはぐくむ教育文化の推進のために、19億1,300余万円を計上いたしております。 次に、「伝統や交流を生かした産業経済の振興」について御説明申し上げます。 現在、我が国の社会経済状況は、緩やかな改善が続いていると言われていますが、市内の繊維産業、商店街を初めとする商工業及び観光など、いずれも依然として大変厳しい状況は続いており、各界それぞれ懸命の努力を続けていただいているところであります。 行政といたしましても、できる限りの支援を行い、地域の活性化のための積極的な施策の展開を図ってまいらなければならないと考えております。 地域の活性化事業としては、これまで地域活性化事業エリア内に「ふじやまビール」及び「富士山アリーナ」などの集客施設を整備し、地域活性化を促進してまいったところでありますが、新年度は、これに加え新たに富士山親水公園の整備を行うための実施設計経費を計上したところであります。 今後におきましても、歴史民俗博物館等と連携し、エリアの施設の利用拡充を図り、本市の産業活動の活性化につなげてまいります。 地場産業であります繊維産業につきましては、厳しい環境の中にありますが、新たな取り組みも続けられております。このような動きに対しまして、引き続き支援、助成を行ってまいります。 商業の振興につきましては、現在の本市における各商店街を取り巻く社会経済環境が極めて厳しい状況にあることから、商工会議所などと連携して、活性化のための諸事業に一層の支援、助成を行ってまいります。 また、市内中小企業者に対する金融面での支援対策といたしましては、事業資金や運転資金につきまして、引き続き所要の融資枠を確保するとともに、支払い利子の一部につきましても助成を行い、資金調達の円滑化を図ってまいります。 観光の振興につきましては、富士山の自然文化歴史を中心とした観光資源を十分に活用し、観光協会など各種観光振興団体への活動支援などを行うとともに、本市独自の新たな観光業態の確立を目指して、事業推進を図ってまいります。 次に、農業の振興についてでありますが、農村活性化住環境整備事業「ふるさとぴあ事業」を初めとする「県営土地改良総合整備事業」及び「ふるさと農道整備事業」について、新年度も事業の進捗に合わせまして整備負担をしてまいります。 そのほか、大明見林道の整備など、伝統や交流を生かした産業経済の振興のために、10億7,700余万円を計上いたしております。 次に、「快適な生活環境等の整備」について御説明申し上げます。 環境や資源保護の問題につきましては、今最も切実な問題としてあらゆるメディアを通じて論議されているところであり、行政に対する要請も多大なものがあります。本市におきましても、市民の皆様の御協力をいただきながら事業を進めているところであります。 自然環境の保護、保全を図るための事業といたしましては、まず富士山環境保全といたしまして、富士山ボランティアセンターの運営負担を引き続き行ってまいります。また、市民の皆様による「富士の森」里山づくり事業が進められてきておりますが、事業の一層の推進を図ってまいります。 生活環境の整備につきましては、快適な生活環境の確保のため、平成14年度の完成を目途に、「新ごみ処理施設及びリサイクルプラザ」の建設経費を計上しております。また、新たに家電リサイクル法施行による家電4品目の処分の有料化に伴い、想定される諸経費を計上いたしております。 このほか、し尿処理施設の効率的な運営を図るとともに、ごみの減量化や資源ごみ回収などの事業について、ボランティア市民団体、自治会、小・中学校、事業所などの協力をいただく中で、引き続き推進してまいります。 また、環境衛生保全保護から、合併処理浄化槽設置整備や電動生ごみ処理機などの設置に対する補助制度を継続して実施するとともに、主要河川の検査や生活用水の調査など、公害対策についても取り組みながら、環境に優しいまちづくりを推進してまいります。 以上、快適な生活環境等の整備のために、57億8,200余万円を計上いたしております。 次に、「地域を支える都市基盤の整備」について御説明申し上げます。 都市基盤の整備につきましては、当市の均衡ある発展の礎となるものであり、土地区画整理事業による宅地整備や道路交通網の整備、住宅・公園などの整備は欠かすことのできない施策の一つであります。このようなことから、引き続き都市基盤の整備を進めるため基礎的な予算の計上を行いました。 特に、道路交通網の整備につきましては、市民生活に密着した生活道路の整備や民生安定事業として進めております大明見下の水線ほか、3路線の整備を進めてまいります。 都市計画街路中央通り線につきましては、最終の区間となります国道139号交差点につきまして、引き続き整備を進めてまいります。 次に、土地区画整理事業についてでありますが、土地区画整理事業は、有効な土地利用と良好な住環境の整備に最も適した事業で、関係者の御理解と御協力をいただきながら事業の推進を図っているところであります。新年度も引き続き、城山東地区を初め各地区での事業の進捗を図るため支援、助成を行ってまいります。 市営住宅につきましては、市域のバランスを考えた住宅政策方針の決定、市営寿団地の耐震診断を行い、また営繕補強整備に努める中で、安心して生活できる住宅の施設維持管理に努めてまいります。 公園整備につきましては、計画的な整備と適正な管理を行い、地域にふさわしい公園として、また本市を訪れる方々にも豊かな自然を満喫できる場として提供してまいりたいと考えております。また、新市立病院が建設されました城山東土地区画整理事業地内に、(仮称)城山東公園の整備を行うために経費を計上し、城山東地区の住環境整備の充実を図ってまいります。 次に、消防防災についてでありますが、日本各地で発生しております火山災害、東海地震を初めとする地震災害や台風、大雨による風水害などの自然災害は突然発生するものであり、予測することは極めて困難であります。このようなことから、災害予防は日ごろからの防災意識の高揚が最も重要でありますが、特に富士山の火山災害を想定した防災訓練の実施やあらゆる機会を通じての危機管理意識の高揚等に一層の努力を行ってまいります。 防災施設整備につきましては、無線放送施設の更新に伴う事業経費の計上を行ったところであります。また、消火栓の新設改良など、消防水利の確保や防災備品などの整備を計画的に進めてまいります。 以上、地域を支える都市基盤の整備のために、37億9,400余万円を計上いたしております。 以上、平成13年度一般会計当初予算の概要につきまして御説明申し上げました。 次に、特別会計について御説明申し上げます。 まず、下水道事業特別会計でありますが、幹線整備に加え、面的整備をより一層推進し、供用地区の拡大と普及の促進を図ってまいります。 歳出につきましては、管渠布設工事費に3億3,000余万円、富士北麓流域下水道維持管理及び事業費負担金2億9,900余万円、桂川流域下水道事業費負担金に9,300余万円を計上いたしております。 歳入につきましては、国県支出金、市債、一般会計繰入金、使用料などを充当しております。 その結果、予算総額は20億9,634万2,000円となっております。 次に、国民健康保険特別会計でありますが、歳入面におきましては、保険税収入は住民所得の伸びが期待できない経済状況であり、歳出面におきましては、医療費が毎年増加の一途をたどっており、運営としては極めて厳しい状況に置かれておりますことは御承知いただいているとおりであります。 特に、老人被保険者の増加や高度医療の普及、受診率の向上等により、1人当たりの医療費は毎年5%程度増加しております。 このようなことから、税の負担区分の見直しなども含め、財政の健全化を図ってまいらなければならないものと考えております。 歳出につきましては、保険給付費に27億6,100余万円、老人保健拠出金に11億4,400余万円、介護納付金に2億8,300余万円を計上いたしております。 歳入につきましては、国民健康保険税21億8,400余万円、国庫支出金15億2,600余万円、繰入金3億8,700余万円を計上いたしております。 その結果、予算の総額は44億6,767万6,000円となっております。 次に、老人保健特別会計でありますが、受給者の増加と1人当たりの医療費の増加により、医療給付費は12年度に介護保険に移行した分があるとはいえ、毎年10%近い増加が見込まれております。 歳出につきましては、医療諸費に41億7,500余万円を計上いたしております。 歳入につきましては、支払基金交付金、国県負担金、一般会計繰入金をそれぞれの負担区分により計上しております。 その結果、予算の総額は41億8,567万1,000円となっております。 次に、介護保険特別会計でありますが、施設介護サービス給付費に9億2,000余万円、居宅介護サービス給付費に4億6,100余万円を計上いたしております。これらを合わせました予算総額は、16億2,074万1,000円であります。 次に、居宅介護支援事業特別会計でありますが、在宅の要介護者、要支援者のケアプランを作成し、サービスの提供を図るものであります。このための予算といたしまして、452万5,000円を計上いたしております。 次に、看護専門学校特別会計でありますが、職員給与費など学校運営に係る諸経費2億1,518万9,000円を計上いたしております。 准看護婦学校特別会計につきましては、学校運営の委託料など3,310万1,000円を計上いたしております。 次に、大明見水道特別会計でありますが、職員給与費や動力費など、施設運営費等に3,198万6,000円を計上いたしております。 次に、工業団地事業特別会計でありますが、総額を1億4,740万円とし、土地売払収入及び市債の償還費等に予算計上いたしております。 次に、事業会計につきまして御説明申し上げます。 まず、市立病院事業会計についてでありますが、高齢社会の進展に伴い、地域医療は市民生活を支える上で極めて重要な役割を果たしております。このため、高度医療を初めとする適正な医療の提供と、富士北麓地域における医療水準の向上のため、鋭意努力を続けているところであります。 新年度は、新市立病院の開院により、地域の中核病院としての機能をさらに充実させ、高度化、多様化する市民の皆様のさまざまな医療ニーズに的確に対応してまいります。 このような考えのもとに、収益的収入及び支出につきまして、収入額に63億1,357万2,000円、支出額に62億2,147万5,000円を計上いたしております。 収入額の主なものは、入院収益30億2,700余万円、外来収益23億9,400余万円を見込んでおります。支出額につきましては、職員給与費に27億300余万円、薬品費など材料費に17億7,200余万円を見込みました。 資本的収入及び支出につきましては、収入額4億4,226万3,000円、支出額4億6,655万7,000円を計上いたしております。 収入額につきましては、国庫補助金が主なものであります。支出額につきましては、医療機器購入費に4億3,000余万円を計上いたしております。 次に、水道事業会計につきまして御説明申し上げます。 飲料水の安定供給と有効率の向上を図るため、民生安定事業を初め単独事業や下水道関連事業を推進し、市内一円の給配水施設の整備を積極的に進めてまいります。 また、経営面におきましては、諸経費の節減を図りつつ、業務の効率化に努め、健全性を維持してまいります。 収益的収入及び支出につきまして、収入額に6億1,471万9,000円、支出額に5億9,176万4,000円を計上しております。 収入額の主なものは、給水収益5億4,842万円余りであります。 支出額につきましては、職員給与費1億2,800余万円、減価償却費1億6,700余万円、企業債の支払い利息1億1,900余万円を見込みました。 資本的収入及び支出につきましては、収入額2億3,750万1,000円、支出額4億3,476万5,000円を計上いたしております。 収入額の主なものは、企業債、負担金、国庫補助金であります。 支出額の主なものは、配水管布設、配水場整備などの建設改良工事費であります。 以上、各会計の主な内容につきまして、一括して御説明申し上げましたが、一般会計特別会計及び事業会計を含めました平成13年度の予算総額は437億5,467万8,000円となりました。 詳細につきましては、委員会で御説明いたしますので、御審議の上、可決くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(渡辺嘉男君)  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺嘉男君)  質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております日程第3、議案第6号から日程第14、議案第17号までについては、議員12名をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査をしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺嘉男君)  御異議なしと認めます。よって、日程第3、議案第6号から日程第14、議案第17号までについては、議員12名をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。 ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、武藤茂美君、松野貞雄君、杉田健次君、滝口信之君、堀内拓三君、太田利政君、田辺七良君、勝俣進君、加々美宝君、佐藤みどり君、宮下哲夫君、渡辺利彦君の以上12名を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺嘉男君)  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました諸君を予算特別委員会の委員に選任することに決定いたしました。 ただいま選任されました予算特別委員会委員は、本日会議終了後、委員会を開催し、正・副委員長を互選し、速やかに委員会の構成を終わりますよう、ここに招集しておきます。--------------------------------------- △日程第15 議案第18号 富士吉田市議会政務調査費の交付に関する条例の制定について △日程第16 議案第19号 行政機関の保有する情報の公開に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について △日程第17 議案第20号 富士吉田市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正について △日程第18 議案第21号 富士吉田市職員の再任用に関する条例の制定について △日程第19 議案第22号 平成13年4月1日から平成14年3月31日までの間における富士吉田市長の給与の減額に関する条例の制定について △日程第20 議案第23号 富士吉田職員退職手当支給条例の一部改正について ○議長(渡辺嘉男君)  日程第15、議案第18号から日程第20、議案第23号までを一括議題といたします。 当局から提案理由の説明を求めます。 市長武川勉君。     〔市長 武川 勉君 登壇〕 ◎市長(武川勉君)  議案第18号から議案第23号までについて、一括して御説明申し上げます。 まず、議案第18号でありますが、本案は、富士吉田市議会政務調査費の交付に関する条例の制定でありまして、地方自治法の一部改正に伴い、政務調査費の交付の対象、額及び交付の方法等を規定するものであります。 次に、議案第19号でありますが、本案は、行政機関の保有する情報の公開に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定でありまして、行政機関の保有する情報の公開に関する法律の規定に倣い、題名及び公文書の範囲の改正等、本市の情報公開制度に係る規定を整備するため制定するものであります。 次に、議案第20号でありますが、本案は、富士吉田市議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正でありまして、公職選挙法の一部改正に伴い、規定の整備を行うものであります。 次に、議案第21号でありますが、本案は、富士吉田市職員の再任用に関する条例の制定でありまして、地方公務員法等の一部を改正する法律の施行に伴い、再任用できる対象者及びその任期等を規定するものであります。 次に、議案第22号でありますが、本案は、平成13年4月1日から平成14年3月31日までの間における富士吉田市長の給与の減額に関する条例の制定でありまして、本市における行財政改革の一方途として、平成10年度から実施してまいりました市長の給与の減額を継続して行おうとするものであります。 次に、議案第23号でありますが、本案は、富士吉田職員退職手当支給条例の一部改正でありまして、雇用保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、規定の整備を行うものであります。 詳細につきましては、委員会で御説明いたしますので、御審議の上、可決くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(渡辺嘉男君)  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺嘉男君)  質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております日程第15、議案第18号から日程第20、議案第23号までについては総務経済委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程第21 議案第24号 富士吉田基金条例の一部改正について △日程第22 議案第25号 富士吉田老人医療費助成金支給条例の一部改正について △日程第23 議案第26号 富士吉田市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について △日程第24 議案第27号 富士吉田市新市立病院の開院に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について ○議長(渡辺嘉男君)  日程第21、議案第24号から日程第24、議案第27号までを一括議題といたします。 当局から提案理由を説明で求めます。 市長武川勉君。     〔市長 武川 勉君 登壇〕 ◎市長(武川勉君)  議案第24号から議案第27号までについて、一括して御説明申し上げます。 まず、議案第24号でありますが、本案は、富士吉田基金条例の一部改正でありまして、少子化対策臨時特例事業の終了に伴い、少子化対策臨時特例基金を廃止するとともに、介護保険円滑導入基金に関する規定の整備を行うものであります。 次に、議案第25号でありますが、本案は、富士吉田老人医療費助成金支給条例の一部改正でありまして、健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、老人医療に係る高額医療費に関する規定を整備するものであります。 次に、議案第26号でありますが、本案は、富士吉田市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正でありまして、特定家庭用機器再商品化法の施行及び粗大ごみの戸別収集化に伴い、収集運搬手数料に関する規定を整備するものであります。 次に、議案第27号でありますが、本案は、富士吉田市新市立病院の開院に伴う関係条例の整備に関する条例の制定でありまして、新市立病院の開院に伴い、病院の位置、診療科目、病床数及び特別室料の変更並びに駐車場使用料を定めるものであります。 詳細につきましては、委員会で御説明いたしますので、御審議の上、可決くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(渡辺嘉男君)  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺嘉男君)  質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております日程第21、議案第24号から日程第24、議案第27号までについては文教厚生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程第25 議案第28号 富士吉田市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について ○議長(渡辺嘉男君)  日程第25、議案第28号を議題といたします。 当局から提案理由の説明を求めます。 市長武川勉君。     〔市長 武川 勉君 登壇〕 ◎市長(武川勉君)  議案第28号でありますが、本案は、富士吉田市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正についてでありまして、市営西丸尾団地、市営新開団地及び市営西吉田団地の老朽化による一部取り壊しに伴い改正するものであります。 詳細につきましては、委員会で御説明いたしますので、御審議の上、可決くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(渡辺嘉男君)  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺嘉男君)  質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております日程第25、議案第28号については建設水道委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程第26 議案第29号 富士吉田市立学校設置条例の一部改正について △日程第27 議案第30号 富士吉田市外一市二町七村一組合指導主事共同設置規約の変更に関する協議について ○議長(渡辺嘉男君)  日程第26、議案第29号及び日程第27、議案第30号を一括議題といたします。 当局から提案理由の説明を求めます。 市長武川勉君。     〔市長 武川 勉君 登壇〕 ◎市長(武川勉君)  議案第29号及び議案第30号について御説明申し上げます。 まず、議案第29号でありますが、本案は、富士吉田市立学校設置条例の一部改正についてでありまして、新市立病院の開院に伴い、院内に富士吉田市立吉田小学校分校を設置するため改正するものであります。 次に、議案第30号でありますが、本案は、富士吉田市外一市二町七村一組合指導主事共同設置規約の一部改正についてでありまして、南都留教育事務所及び北都留教育事務所の統廃合に伴い、指導主事の執務場所が富士北麓・東部教育事務所内に変更されるため改正するものであります。 詳細につきましては、委員会で御説明いたしますので、御審議の上、可決くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(渡辺嘉男君)  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺嘉男君)  質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております日程第26、議案第29号及び日程第27、議案第30号については文教厚生委員会に付託いたします。 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。 議事の都合により、3月6日から3月7日までの2日間を休会といたし、3月8日午後1時より本会議を再開したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺嘉男君)  御異議なしと認めます。よって、3月6日から3月7日までの2日間を休会し、3月8日午後1時より本会議を再開することに決定いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 どうも御苦労さまです。     午後3時03分 散会...